家庭で出来るハウスダスト対策

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最近、耳にすることが多くなった"ハウスダスト"。ハウスダストによるアレルギー症状で苦しまれる方も多くなっているようです。卵や牛乳、小麦など食べ物のアレルギーや花粉のアレルギーは有名ですが、ハウスダストによるアレルギーとは一体どのようなものなのでしょうか?

今回は、アレルギー症状やその原因、対策法など、ハウスダストについて特集していきたいと思います!

アレルギーってどんなもの?

毎年、何らかのアレルギー症状を訴える方が増加しています。皆様の中でも、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃると思います。また、アレルギーのない方であっても、周りの方でアレルギーをお持ちの方がいらっしゃることも多いでしょう。

そもそも、アレルギーとは免疫反応が自分の体に不利に働いてしまう症状の病気です。アレルギーの原因となる者の種類は多く、猫や犬など動物の毛による動物アレルギー、卵やソバ、小麦など食べ物によるアレルギー、花粉アレルギーなどがあります。

生まれつきアレルギーがあることもありますが、ある日突然アレルギー症状を起こすこともあります。また、突然アレルギー症状がなくなることもあります。子どもの頃にはなくても大人になってからアレルギーになったり、子どもの頃にはアレルギーがあったのに大人になったら治ったということもあります。

アレルギーは軽いものもあり、本人に自覚症状がないこともありますが、重度のアレルギーやアレルギーが他の病気と合併すると命の危険もあります。日本で多くの発症者がいるアレルギーは、花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などです。

アレルギーをお持ちの方は、「アレルギーは体質だから......」と諦めていることもあります。しかし、体質であっても日々の生活に工夫を施したり治療をすることでアレルギーを完治させたり緩和することだってできます。

「アレルギーかな?」と思う症状があるのであれば、医師に相談しましょう。

ハウスダストアレルギーの原因と症状

様々なアレルギーの中でも、ハウスダストアレルギーは、日々の生活に工夫することで緩和することができます。"ハウスダスト"と聞くと、家の中のほこりや塵によって引き起こされるアレルギーだと思ってしまいがちですが、ハウスダストアレルギーの原因には繊維類、鉱物質、動物の毛、細菌、カビ、ダニなども含まれています。

ハウスダストアレルギーの主な症状は、朝夕の鼻水、鼻づまり、くしゃみ、眠る時の寝苦しさ、口の渇き、喘鳴、咳、呼吸難などが挙げられます。ハウスダストアレルギーをお持ちの方、特に喘息の方は、早めに耳鼻科やかかりつけ医を受診して症状に対応されることをお勧めします。

ダニはアレルギーの原因になる!

ハウスダストアレルギーの原因の中には、ダニも含まれています。家の中には、知らない間にダニが発生していることも多いのです。例えば、チリダニは、人間や動物のフケを栄養源としています。フケはハウスダストですから、ハウスダスト対策を行えばダニ対策にも繋がります。

このチリダニという名称は通称であり、学名ではヤケヒョウダニ、コナヒョウダニと呼ばれています。このダニは、人間の目には見えず、ダニの死骸やフンなどもアレルギーの原因となります。これらのダニが原因で発症する症状としては、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性の喘息が挙げられます。

アレルギーの原因がダニならば、ダニの除去をすれば症状も軽減されるでしょう。このダニは気温が25度前後の適温になると繁殖しますので、室内温度をクーラーやヒーターなどで管理し、ヒョウダニが繁殖できない空間づくりを心がけましょう。

特に梅雨の季節や冬季は、アレルギー対策が重要になります。梅雨の時期は湿度も高くじめじめとしており、ダニの繁殖に適した状態になるのでハウスダスト濃度も高くなります。

また、アレルギー対策として殺虫剤を使ってダニを殺しても、死骸も抗原性がありますので正しい解決策にはなりません。ダニを減らすためには、ダニの繁殖しにくい環境を作ることを心がけ、こまめに掃除をしてダニのエサとなるほこりなどを溜まらせないようにしましょう。

家庭内でのアレルギー対策を行っても症状が改善されない場合には、病院を受診しましょう。病院を受診した際に、家で出来るアレルギー対策について聞いてみるのもいい方法です。

家庭で出来るダニ対策

ハウスダストアレルギーの原因の一つであるダニ。花粉症やアレルギーの基本的な対策は、アレルギーの原因を減らしたりシャットアウトすることです。では、アレルギー対策として、ダニの繁殖しにくい環境づくりをする時にはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか?

まず、床です。床にカーペットや絨毯を敷くと、その中に繁殖しやすくなりますので、床はフローリングがいいでしょう。次に家具やカーテンです。ソファは布製のものだとダニが繁殖しやすいので、革張りやビニール張りのものがいいでしょう。カーテンも布製ですので、ロールブラインドにするといいでしょう。

寝る時には、布団ではなくベッドにしましょう。また、ベッドカバーや掛け布団カバー、枕カバーなどは防ダニ素材のものを選ぶようにしましょう。そして、金銭的に余裕があるのであれば、空気清浄機を購入し、寝室に置くようにすれば、寝ている時も過ごしやすくなるでしょう。

大掃除や引っ越しなどは家族全員が参加することも多いですが、このような時にはほこりが多く舞い立ちますので、ハウスダストアレルギーの方はほこりが多く舞い立つ場所には近づかないようにしましょう。

ハウスダスト対策には、日常的な掃除が大切

ハウスダストアレルギーの症状を軽減するためにハウスダスト対策に力を入れる方は多いですが、重要なのは、その時だけの対策ではなく、継続して日ごろの掃除でもハウスダスト対策を心がけることです。

ほこりはハウスダストアレルギーの原因にもなります。しかし、日常的にほこりを掃除機やワイパーを使って除去していれば、大量のほこりが舞い上がることもなく、壁や天井にほこりが垂れ下がることもほとんどなくなるでしょう。

床の掃除は普段の掃除でも行うことが多いですが、天井や壁の掃除は忘れられがちです。天井や壁にもほこりは溜まりますので、1ヵ月に1回くらい、はたきを使って天井や壁のほこりを払うといいでしょう。払う時には、上から下にかけて払うようにしましょう。

ダニが発生しやすいカーペットの掃除方法

先程、少しだけ触れましたが、カーペットや絨毯には特にダニが繁殖しやすく、ほこりも溜まりやすいです。徹底的にハウスダスト対策を行うためには原因となるものを発生させないようにすることが大切ですが、「カーペットや絨毯なしで生活するのは、ちょっと......」と感じられる方もいらっしゃるでしょう。

カーペットや絨毯などを家の中に置くのであれば、出来るだけ頻繁に丁寧な掃除をするようにしましょう。普段のカーペットや絨毯の掃除の基本は、掃除機をかけることです。時間がない時に掃除をしたりすると、さっさと速く掃除機をかけたり、力を入れてしまいやすいのですが、掃除機をかける時には力を入れずに、ヘッドを少しずつゆっくりと動かしながらかけましょう。

ハイパワーで力を入れて掃除をするよりも、力を入れずに弱い力で掃除機をかけた方がカーペットや絨毯の中に空気が大量に含まれて、ダニやほこりなどを吸い取りやすくなります。

そして、たまにはカーペットや絨毯を、布団を干すのと同じ要領で天日に干しましょう。天日に干せばダニは死滅しますので、干した後には両面に掃除機をかけましょう。また、ウォッシャブルの表示があるカーペットや絨毯ならば水洗いができますので、丁寧に水洗いするのもいいでしょう。

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